プライム会員の設定であまり知られていない「家族会員」。
プライムの特典を家族間で共有できるなど知っておいて損はないサービスです。
ただ、すべての特典が共有できるわけではないので利用する人によってはあまり意味をなさないサービスでもあります。
あまじい
この記事では
「家族会員ってどんなサービス?」
「家族会員のデメリットや残念な点」
について詳しく解説していきます。
Amazonプライムの家族会員とは?
Amazonプライムにはプライム会員に登録している本人+その家族を「家族会員」に追加できるという機能があります。
家族会員に追加された方はプライム会員の特典を利用できるようになる!という嬉しいサービスです。
例としては、父親のプライム会員の特典を息子のAmazonアカウントにも追加する!といった内容です。
Amazonアカウントを持っていない場合は無料ですぐに作成することができます。
そして家族会員になるもうひとつのメリットとして「家族間でもプライバシーを守れる」という点です。
家族会員でプライバシーを厳守 | |
1,支払い方法が別々に | Amazonで商品を購入する際も家族間で支払いを別々に設定することができます。 |
2,履歴が別々に | 家族会員になると専用のパスワードが設定できるので購入履歴が家族にバレません。 |
自分のAmazonアカウントを使用するのでお買い物も家族の目を気にする必要がありません。
これにより親・兄弟・夫婦間など家族間で購入履歴もバレずに自分で支払いを済ませるということが可能になります。
支払いはクレジットカード以外にもコンビニ決済やAmazonギフト券なども利用できます。
荷物の受け取りも自宅ではなくコンビニ受け取りなどに設定しておけばより安心でしょう。
あまじい
ただ、家族会員の方はすべてのプライム特典が利用できるわけではないのでそこは注意が必要です。
家族会員が利用できる特典は?
家族会員が利用できる特典の一覧 | |
お急ぎ便無料 | お届け日時指定便無料 |
特別取扱商品の取扱手数料が無料 | プライム会員限定先行タイムセール |
Prime Now | Amazonパントリー |
Amazonフレッシュ |
お買い物や配送に関するプライム特典のほとんどが利用可能になります。
購入履歴や支払い方法が別になるので、買い物は家族間でもしっかりと分けたい!という場合には家族会員はすごく便利です。
ただ、家族が支払い方法や購入履歴は一緒でいいよ!という場合にはこの家族会員を利用するメリットはあまりないといえます。
あまじい
ここまで読んだ方の中には「あれ、特典てこれだけ?」と疑問を持たれた方も多いと思います。
特典一覧を見ても分かるように家族会員が利用できる特典はプライム会員の「お買い物・配送」系といった特典に限定されています。
あまじい
家族会員の残念な点は3つ
家族会員を利用するうえで事前に知っておきたい事や残念な点について解説していきます。
- プライムビデオやプライムミュージックには適用されない
- 同居人しか利用ができない
- 家族会員の追加は1人まで
1, プライムビデオやプライムミュージックには適用されない
1番残念なのがプライムビデオやプライムミュージックは家族会員特典の対象外ということです。
もちろん家族会員でなくてもプライムビデオ・プライムミュージックなどは家族の中で1人でもプライム会員の方がいれば1アカウントを家族間で使い回しはできます。
ただ、個別の設定ができないので「ビデオの視聴履歴・お気に入り」「音楽のプレイリスト」などはすべて共通となってしまいます。
例えば「U-NEXT
」のファミリーアカウントのように家族一人ひとりに視聴履歴やお気に入りを分ける!といった事ができません。
家族会員でプライムビデオ・プライムミュージックの特典が利用できれば個別で設定ということも可能だったことを考えると対象外なのは残念です。
あまじい
2, 同居人しか利用ができない
Amazon公式ページにも記載されていますが、家族会員に追加登録できるのは「同居の家族」だけとなっています。
なのでプライム会員になっている本人と一緒に住んでいる家族だけが家族会員になれるというかなり限定的なものとなってしまいます。
これだと単身赴任など、家族と一時的に別の場所で生活している場合でも家族会員に追加はできないということになります。
3, 家族会員の追加は1人まで
以前までは同居の家族を2人まで家族会員に追加が可能でした。
ですが、2019年11月7日より「家族会員の追加は同居の家族1人まで」と変更になりました。
2019年11月7日又はそれ以降の日付にて、Amazonの家族会員プログラムがより充実した内容へと変更されます。変更にあたっては、ご登録できる家族会員の人数は2名から1名となりますのでご留意ください。
引用元:Amazon公式ページ
一緒に住んでいる家族が多ければ多いほど、購入履歴がバレたくない・一人ひとり支払先を変えたい、という問題が出てくるので1人しか追加できないのは残念ではあります。
あまじい
追加した家族会員を別の家族に移したい場合
家族会員の資格を別の家族に移すことは可能です。
例:現在息子が家族会員になってるが新しく娘に家族会員の資格を移したい。
この場合のやり方としては、1度息子の家族会員を削除し新たに娘を家族会員にするといった手順になります。
家族会員の利用はこんな人におすすめ
家族会員は少し限定的なサービスではありますが、それでも使い方によってはおすすめという人もいます。
あまじい
- 家族間で支払いを別々にしたい
- 購入履歴を知られたくない
- 親と通販を共有するのが嫌だ
- 家族にバレずにこっそり商品を購入したい
家族会員の特典はお買い物・配送系が主なので、使いみちとしてはやはり「支払いを別々にしたい」「何を買ったのか知られたくない」という使い方になります。
また、せっかく個別に設定したのに商品が自宅に届いて家族に何を購入したのかバレてしまうということもあるので、そういった場合は商品の受け取りをコンビニ受け取りにしておきましょう。
逆に、
・家族が何を購入したか把握しておきたい
・家族と一緒でもとくに困ることはない
という場合は家族会員の設定をする必要はないでしょう。
あまじい
家族会員の注意点
家族会員になると支払い先や購入履歴が別々になると書きましたがひとつ注意が必要です。
それは「家族共通で使用しているパソコンやタブレットでAmazonにログインしてしまう」ということです。
せっかく個別で設定していても共通のパソコンなどからAmazonのサイトに入ると簡単に購入履歴が見れてしまいます。
対応策としては
1, Amazonのサイトを見たら必ずログアウトしておく
2, Amazonのサイトを見る時は自分専用のスマホからだけにしておく
このどちらかをしておけば家族間でも購入履歴がバレるということはありません。
あまじい
まとめ
- お買い物・配送系の特典が利用可
(プライムビデオなどその他の特典は利用できない) - 家族会員は同居してる家族1人まで
家族会員のメリットはお買い物・配送系の特典が利用できるという点です。
ただ、この特典は支払い先や購入履歴が家族間で別になるだけなのでお得になるサービスではありません。
あまじい
逆に、「家族間で支払いを別々にしたい」「家族に購入履歴を見られたくない」などの場合はこの家族会員というサービスはとても役立ってくれます。
「補足」ちなみに、家族会員はプライムビデオやプライムミュージックの特典は利用できないとありますが、
それは視聴履歴やお気に入りが別々にできないだけであって家族間で共有してみるのは全然大丈夫なので安心してください。
あまじい
家族会員の登録手順についてはこちらの記事で詳しく紹介しています▼
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